今回の日記はMTGとは全く関係ありません。悪しからず。

実は私の隠れた(?)趣味に読書がある。趣味と言っても週に0~2冊程度しか読まず、ジャンルも偏っている(主にミステリ)のでどれほど語ることもできない。

それじゃあ、何でこんな日記を書いているかと言うと先日少しショックだった出来事が起こったためである。

それは、一度読んだことがある本をもう一冊買ってしまった事である。ちなみにこれで二回目となる。
しかしよくよく考えてみると、かれこれ6年くらい読書の習慣をつけているため300~400冊ほどは本を読んでいる事になる。これでは読んだ本が被る事もしかたない(言い訳)。

いくらブックオフで買っているとはいえ、二冊づつ買ってはおサイフが持たない。

という訳で今月から自分の読んだ本を記録していこうと思う。誰得。


先月の読書記録

①タイトル:長い家の殺人(新装版)  著者名:歌野晶午

コメント:歌野晶午氏の長編デビュー作。同氏の著書はたぶん五冊ほど読んでいるが、ようやくデビュー作を読むことができた。
内容としては密室がありのアリバイありの私が大好きなタイプの小説であった。密室トリック自体は途中で何となく解ってしまったがそれでも最後まで楽しく読むことができた。


②タイトル:密室殺人ゲーム・マニアックス  著者名:歌野晶午

コメント:①に引き続き歌野氏の著書である。ちなみにこれは「密室殺人ゲーム」シリーズの三作目である。短編が何作が収録されているが、一冊の本として物語は成立している。
私は同シリーズでは断トツで一作目が好きである。内容は軽めで読みやすい。


③タイトル:8の殺人(新装版)  著者名:我孫子武丸

コメント:ゲーム「かまいたちの夜」でも有名な同氏。著書を読むのは「殺戮にいたる病」以来二冊目。「殺戮に~」はあまりのグロさに電車を途中下車してしまったので緊張しながら読み始めた。しかしこの作品は王道ミステリーでグロ描写は無く楽しく読むことができた。
探偵役の速水三兄妹もそれぞれキャラがあって面白かった。速水三兄妹シリーズはほかの作品も読んでみたい。


④タイトル:天井裏の奇術師  著者名:折原一

コメント:同氏の「天井裏の散歩者」の続編。著者は叙述トリックの達人なので作品は集中して読まないと謎解き部分で訳がわからなくなる(自分の理解力不足)。「倒錯のロンド」をパラパラと読んでいたら、訳が解らなくなり結局最初から読み直したのはいい思い出である。
「天井裏の散歩者」を読んでからではないと、あまり楽しめないと思う。


⑤タイトル:白く長い廊下  著者名:川田弥一郎

コメント:江戸川乱歩賞受賞作。舞台は病院ということもあり医療の専門用語が度々現れ、登場人物もそれなりに多く、先月読んだ中では読み終わるのに一番時間がかかった作品。面白かったかと聞かれると…。
私は寝る前や移動中の少しの時間でパラパラと読書をするのが好きなので、も少し軽い内容の方が好みである。ニワカ乙。


⑥タイトル:退出ゲーム  著者名:初野晴

コメント:同氏における「ハルチカ」シリーズ第一弾。舞台は高校の吹奏楽部であり内容は青春ミステリーと言ったところか。同作は四つの短編からなっており、寝る前の読書にぴったりの軽い作品だった。ラノベみたいなノリかと思いきや、随所にキャラ達の知的魅力が出ており非常に楽しめた。知的好奇心も満たされ、なんだかノスタルジーにも浸れる良作。
今後同シリーズも全部読もう。



先月は確かこんなものだったと思う。やはりミステリーばっかりだな。今月から少し忙しくなりそうなので読書ペースは落ちそう。

お勧めの本や著者がある人は教えて頂けると喜びます。

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