グランプリに出た時くらいきちんと書くか

なんだか久しぶりな感じもする個人戦のグランプリ

一日目

相も変わらず練習不足でどんなデッキが強いかもわからずとりあえずいつも通りいざとなったらクソアグロでも組んだろかと思いプールチェック

開封したブールはかなり強めでフィニッシャー枠に骨ドラゴン、ヴァレロンの有印剣、驚異的成長と十分なレアがあり除去も各色に十分あるという様子

ただしデッキ構築は大失敗で当初のアグロ脳が抜けず生物の数と装備品の枚数があってなく、除去からデカブツという明確なプランがあるのに序盤の生物に1/3より2/1を優先してたりとかなりちぐはぐになってしまった

初めて後悔しながら時間に追われてデッキを登録した

空き時間に先手用の緑白アグロプランと後手用の完全体ジャンドを組んで本戦開始

結果は7-2で抜け

デッキ失敗とかサイドプランとか関係なく蔦草牝馬に驚異的成長をつけて殴るだけの頭悪い動きでほとんどの試合を取った


久しぶりに二敗ラインで初日抜けたので鎌虎くんと適当に飯食って撤収

この環境のドラフトを一度もしていないのでこのときすでにリアルドラフトを10回以上こなしているという鎌虎くんに飯を食いながら環境のおすすめデッキの極意を聞く

曰く、青黒が板

意訳すると

基本セットなだけあって各色ともコモンの生物での優劣が付きにくく適当にゲームを進めると相打ちやらで消耗戦になる。
しかし青黒にはコモンレベルでも死の円舞曲ー秘密の回収者ラインのアドバンテージ減があり、相手のボムにもリッチの愛撫や打消しなどのコモンで十分対応できるから強力なデッキが作りやすい
デッキの基本線がコモンで構築できるため卓内の許容人数も割と多く卓に複数人いたとしてもかなり勝ち越せるデッキになるとのこと

逆に緑や赤はコモンでの優位性が築けないため強力なデッキになりにくくお勧めしないとのこと。オーラ戦略やラッパ戦略も取れるが卓の許容人数が少ないので卓内で被った瞬間に終了してしまうとの教えを授かる

普段はあまり鎌虎君のリミテ理論には同意しないのだが今回の青黒理論にはかなり説得力を感じたので場合によっては青黒でも決め打ちしてやろうかと思いながら就寝


二日目

一回目のドラフト初手は惨劇の悪魔からスタート。丁度よく黒のカードから始まり本当に青黒行くかと思っているとそこからの流れがなんと、殺害、どんでん返し、吸血鬼の君主、組み直しの骸骨、ふるい分け、心理共生体という流れで初手から七手目まですべてアンコモン以上という展開になる。
正直黒がだだ流れで止めきれないレベルだった。そのせいで返しの二パック目の黒いカードがあまりよくなかったがそれでも最終的にはお手本のような青黒が完成した。
結果は一本も落とさず三連勝。mtg人生の中で間違いなく一番圧勝したドラフトだった


二回目のドラフトは初手は厄介なドラゴン。鎌虎君が初手厄介なドラゴンとか出ちゃうと赤やらされて最終的にデッキ微妙になるから初手に出てほしくないとか言ってたのを思い出しながらピック。一回目のドラフトとは異なり経験値不足からピックに迷いが出て波濤牝馬、正射の古参兵、ショック、英雄的援軍、と続きどうしたものかと悩んでいると奇怪なドレイクが流れてきてここから青赤を目指すことに。
しかしそこから赤の威迫持ちや青の飛行持ちに出会えず苦しい展開のまま二パック目へ突入。2-3くらいに技量ある活性師が流れてきてここまで一切アーティファクトを取っていなかったが、このままではアタッカー不足になるのは目に見えていたのでこれを拾って赤青スペルに大量の置物を入れ始める。
いよいよデッキの形がやばく見えてきた三パック目でなんとここからラスリス、睡眠、どんでん返しと取れて急にデッキが強くなってしまう。
出来上がったデッキを見ると二マナ以下の生物が前兆語りと牝馬しかいないことを除けばかなり強そうな仕上がりに。そりゃ二枚のレアドラゴンと睡眠が入っていればあとはなんでも強く見える

試合のほうは相手の事故にも助けられて何とか二連勝をしてなんとここまで二日目は五連勝であと一つでプロツアー権利のところまで来てしまう

運命の最終戦

game1
こちら先手スタートも相手後手一ターン目から戦墓のグールから殴る構え。こちらもたまたま波濤牝馬を引き入れていたのでこれで構成を押しとどめようとするも相手は極端に軽い赤黒アグロでひたすら横に並べて殴ってくる
こちらの厄介なドラゴンで押しとどまったかと思いきや相手もラッパを一度に二枚使い一気にこちらのライフが4まで落ち込んでしまう。相手に飛び道具がある以上こちらもうかつに殴れなくなり一瞬膠着するも技量ある活性師が駆けつけて最後は分散でブロッカーどかして勝ち。相手のデッキにもラスリスが入っていて卓に二枚出たのかよと少し動揺した

サイドボードから単体でゲームスピードに追い付いてなさそうな秘儀大全や匪賊の斧を活性師ごと抜いて苦しめる声や突破などの軽いキャントリップを増やしてデッキの安定化を図ろうかとも思ったけど活性師のおかげで一本取れたのでそのまま続行することに

game2
相手先手一ターン目戦墓のグールから今度は相手が先手の分先ほどより押し込まれる展開にしかしこちらもここまで勝ってきたデッキだけあって粘りを見せてライフ1残して盤面を膠着させて、秘密の回収者で睡眠を回収して逆転するプランが見えるところまで行くも相手の異様な忍耐で流血の空渡りを戻されて一点吸われて負け

game3
こちら先手ながら相手三度目のグールスタート。こちら本質の散乱キープだったのでこのグールに6点ほど持っていかれてしまう。そのまま押し込まれていき相手のラスリスが定着してしまい負け


というわけで最終戦に負けて12-3で終了。

最後勝てればプロツアーだっただけに残念。

別段普段からプロツアー目指してmtgしているわけではないけどどうせなら参加権を得て鎌虎君相手にマウント取りたかった(屑)

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