引き続きメモのようなもの。


今回はサイドボードを考えよう。


と思ったけどまずはメインボードがなきゃサイドの話なんかできないよね。

と言う訳で前回、前々回の日記の話を踏まえてメインボードを仮構築。


以下デッキリスト


土地(27)
1:《平地/Plains》
1:《沼/Swamp》
2:《島/Island》
1:《地盤の際/Tectonic Edge》
1:《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
1:《秘儀の聖域/Arcane Sanctum》
1:《沈んだ廃墟/Sunken Ruins》
1:《天界の列柱/Celestial Colonnade》
1:《草むした墓/Overgrown Tomb》
1:《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
1:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》
1:《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
1:《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2:《湿った墓/Watery Grave》
3:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3:《湿地の干潟/Marsh Flats》

生物(5)
2:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《墓所のタイタン/Grave Titan》
1:《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1:《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》

その他(28)
3:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
3:《謎めいた命令/Cryptic Command》
4:《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
2:《呪文嵌め/Spell Snare》
2:《マナ漏出/Mana Leak》
2:《未練ある魂/Lingering Souls》
1:《見栄え損ない/Disfigure》
1:《流刑への道/Path to Exile》
1:《喉首狙い/Go for the Throat》
1:《壌土からの生命/Life from the Loam》
1:《差し戻し/Remand》
1:《熟慮/Think Twice》
1:《暗黒破/Darkblast》
1:《四肢切断/Dismember》
1:《エスパーの魔除け/Esper Charm》
1:《堀葬の儀式/Unburial Rites》
1:《殴打頭蓋/Batterskull》
1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》


使いなれたエスパーコン型。

前回のリストとの違いは、疑念の影と虚無の呪文爆弾を解雇して熟慮と追加のけちな贈り物にした。血の復讐は暗黒破と交換。けち屈葬で勝てる相手に取りこぼさないようにけちは四積みに変更。前と言ってる事が違うと突っ込んではいけない。


キープ基準となる二マナ以下のスペルは
・熟慮
・マナ漏出×2
・差し戻し
・呪文嵌め×2
・流刑への道
・暗黒破
・見栄え損ない
・喉首狙い
(・四肢切断)
(・仕組まれた爆薬)
((・壌土からの生命))
((・瞬唱の魔道士×2))

の10枚+5枚。四肢切断と爆薬はともかく、ロームも瞬唱も単体ではキープ基準を満たさないから実質12枚。

正直これは下限ぎりぎりの枚数だと思う。

12枚のうち初手に最低一枚ある確率はおよそ80%。そこから土地の枚数が2~5枚で収まっていないと辛いので、実際は65%くらいでしか二マナ以下のカードと十分な土地がある初手が来ない事になる。はず。


実際は先手なら初動3ターン目キープをしたり、けちキープをしたりするので一様に3割強はマリガンとは言えないけど。


この事実はけちコンを組む上で留意しなければいけない点で、けちコンはモダンのデッキの中ではかなりデッキのマナ域が高い事を表している。

そもそもけちな贈り物と謎めいた命令で4マナが渋滞している上に、屈葬の儀式とデカブツのせいでさらに高マナ域も厚くなるので当然と言える。

この厚めの高マナ域を認めたうえでどのようにデッキを組むべきかと言うと、土地を多めに入れる・と言う事が重要になってくると思う。


けち屈葬で勝ちなんだから4マナまでで良いじゃん・と思う方もいるかもしれないがそれは全くの誤解である。


実際にけちコンを回すと、頻繁に5マナ以上のカードが手札に来る事がある。初めからけち屈葬をデッキのゴール地点と定めると、手札にノーン様を抱えたまま殴り殺されることになるだろう。


むしろけちコンを回す時は、序盤を耐えて高マナ域を押しつけて勝つ・というプランを立てるべきだと思う。


実際大会や対人戦をしていると、勝った試合の3~4試合に一つくらいはノーン様か墓所のタイタンを素だししている(気がする)。

やはりこの事を踏まえると土地は最低27枚必要だと思う。ちなみに27枚の土地を入れておくと5ターン目までに引く土地の枚数の期待値がほぼ5になるので、理屈の上では5ターン目までは毎ターン土地を置ける事になる。


ここまでのまとめ

(コントロール型では)高マナ域のカードを素だしする前提でデッキを組むべし。



次は各モダンデッキとのメインでの相性についての考察

自分はそこまで経験豊富なプレイヤーではないのでここからは、脳内妄想が多分に含まれます

あくまでもメインでの相性


対親和:五分~やや不利
親和側にはメインでは、単体でノーン様に耐えられる生物もノーン様を除去できるカードも基本的には無い。但し、そんなのは関係ない速さで勝負がつくデッキなので有利は取れない。メインの喉首狙いが腐るのも辛い。上手く未練ある魂で序盤を耐えてノーン様へ繋げたい。


対双子(純正):五分
単体除去と打ち消しの量からして、やすやすとは相手のコンボは決まらないはず。かと言ってこっちのけち屈葬も簡単には決まらないので消耗戦になりがち。単純なアドヴァンテージ勝負ならこっちに分が有るけど、相手には一撃必殺が有るのでほぼ五分だと思う。向こうにヴェンディリオンがメイン採用だったら少し辛いかも
タルモツインとかトリコ型は戦った事がないからわからん。


対殻デッキ(キキポ、メリポ):やや有利
全力でノーン様を釣りに行く作業。一回釣れば殻デッキではほぼ対処不可能なはず。メリポ相手にネクラタルや叫び大口で除去られようが一回着地すれば更地になるので別に大丈夫。一応キキポの方には幻影の像でコピーしたり徴集兵で取られたりしないように気を付けたい。ナマクリからの高速展開+ガヴォニーパターンだけは要注意。


対ジャンド:やや不利
ハンデスが辛い、マナクリ→ヴェリアナの動きが辛い。一応イオナで黒を指定すれば除去られる事は無いけど、相手のパワー4以上の生物を止めると稲妻で落とされるので実はイオナの信頼感もない。そもそもヴェリアナ先出しされると釣れないし。ジャンド相手は黒タイタンと殴打頭蓋で頑張るプランになると思う。


対トリココン:有利
未練ある魂やヴェリアナなど相手にとっては辛いカードが多い。またけちロームのギミックがあれば基本的に殴打頭蓋が無敵生物になるので基本的には有利が取れる。トリココンとはかなりの回数回したけど、メイン勝率は7割くらい有ったと思う。青白コンもだいたい一緒。ただしトラフトとなると話は別だが。


対トロン:五分
けち屈葬でなにを釣っても微妙。取り敢えず黒タイタンを釣る事になる。一応こっちはコントロールだし不利がつくって事は無いだろうけど、個人的はやりづらい。


対風景の変容:やや不利
お互い必殺を持つコントロールって感じになる。そうなると向こうとのマナ差の影響がもろに出てくる。そもそも母聖樹からの変容が止められないので基本的には不利。


対ストーム:有利
先手取られて3キルとかされない限りは勝てるはず。普通ストームはメインに打ち消しもバウンスもないから、イオナ→赤指定で勝てる。これもトイスで練習済み。


対トークンズ:不明
対戦経験なし。ノーン様と爆薬で頑張る感じになると思うけど、ノーン様はパスの的にしかならなそう。寧ろイオナ白指定で受け潰す感じになるのかな。こっちの単体除去がほぼ腐るのが辛いか。


対ヘイトベアーズ:不明
これも対戦経験なし。あんまり勝てる感じがしないけど、意外と一対一交換を続けてれば最終的には勝てそうな気もする。いや、やっぱり辛いだろうな。




他にもデッキは色々有るけど、挙げればキリがないのでこの辺で。メインでは殻とトリココンに有利取れて、親和とジャンドがキツイくらいの感じで良いと思う。



次回こそサイドボードのお話。をしたい。


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